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日本企業への就職は推奨しない。もし入るなら5年で社長賞を取るつもりで。そして仲間内で新しいビジネスを試行錯誤し、当たったら独立せよ。 [独立]


サラリーマン・サバイバル (小学館文庫)

サラリーマン・サバイバル (小学館文庫)

  • 作者: 大前 研一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 文庫




言わずと知れた知の鉄人、28歳で原子力研究所から超大手コンサルティング会社「マッキンゼー」に転職した、アジアが誇るブレインです。
そんな彼が1998年にこの本で、「日本企業への就職は推奨しない」と述べています。
え!?日本起業に就職しちゃったんですか?それはお気の毒様で・・・・
 知的ホワイトカラーを目指し、SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)
 への働き方の転換を推奨しています。
 一週間会社を休んでみて、その間に一週間分以上の収入を叩き出せる様になれば、
 組織に身をおく必要は無いではないか、と。
そもそも物の価値って何でしょう。物が売れない時代、必要なのは新しいアイディア、イノベーション。
 組織に拘束され、ルーチンの作業を行う中では、生まれるアイディアは限られるはず。
 日本の教育機関に限った話では無いのでしょうが、基本的には詰め込み型、インプット型の教育がメインのはず。その中では、価値を生み出す、知識、知恵をアウトプットするという作業はほぼ手付かずになっているのが現状でしょう。
その状態を大前氏は、「脳細胞を死滅させている」とすら言います。かなり辛口のようですが、脳の機能の一部しか使っていないのは確かです。
インプット型からアウトプット型への転身、大前氏の強いメッセージを、本書に感じます。

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