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ダラダラする時間を確保出来ないことは人間でないことと同義でさえあります。 [イノベーション]

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できる人はダラダラ上手: アイデアを生む脳のオートパイロット機能

できる人はダラダラ上手: アイデアを生む脳のオートパイロット機能

  • 作者: アンドリュー・スマート
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2014/05/15
  • メディア: 単行本



・人間の脳は、何かの作業中には、タスク(仕事)陽性ネットワークが活性化し、
何もしていない時はタスク陰性ネットワークが活性化します。
・このタスク陰性ネットワークは別名デフォルトモードネットワークとも言い、
脳の中に記憶している、関係のないように思われる情報同士を結びつけて、新しい事を思い浮かべること、すなわちイノベーションに非常に重要な役割を持っています。
・現代人の過労は、このデフォルトモードネットワークの活性化に最大の支障となっています。
日本人は働き過ぎ、ということが言われるようになって久しいですが、それが善か悪かという話は価値観の問題であって一概には結論出来ませんでした。
もちろん誰も働かなくなったら社会が成り立ちませんし、働く=富む、というのがこれまでの価値観だったのだと思います。
ただ、事実として言えることは、イノベーションには何もしない時間が絶対に必要だということです。
アップルやアマゾンやフェイスブックといったハイテク・イノベーション起業は日本に圧倒的に少ないのもそのためでしょう。ただし、著者はそういった企業が今度は下請けを苦しめていることに猛烈に異を唱えてもいます。
働き過ぎることは、物量を生み出す従来の製造業的な働き方には適していたのかもしれませんが、これからの時代、物が売れなくなった時代には、はっきりと自滅する生き方でしかないのかもしれません。

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